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バセドウ病の症状 [甲状腺機能亢進症(バセドウ病)]

バセドウ病の症状をまとめてみます。

バセドウ病の代表的な症状は、次の3つとされています。

1.首(甲状腺)が腫れる(甲状腺腫)
2.目が飛び出る(眼球突出)
3.動悸や頻脈など甲状腺ホルモンの過剰による症状

では、順番に詳しくみていきます。


1.首(甲状腺)が腫れる(甲状腺腫)

甲状腺は、首の真ん中のやや下(喉仏の下)にあります。
バセドウ病になると甲状腺全体が腫れ、首が太くなったように見えます。
腫れがひどい場合は薬での治療は難しく、
手術や放射線治療になる場合が多いそうです。


2.目が飛び出る(眼球突出)

はっきりと眼球突出が見られる方は、全体の20%程度のようです。
病気の程度と明確に関係があるわけではなく、
甲状腺の機能亢進の程度が軽くても眼が突出される方がいる一方で、
亢進の程度が重くても眼の突出はないという方もいるそうです。
(私はこの症状はありませんでした)


3.動悸や頻脈など甲状腺ホルモンの過剰による症状

甲状腺ホルモンには、新陳代謝を活発にする働きがあります。
バセドウ病になり甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、
新陳代謝が異常に活発になってしまいます。
とにかく体がやたらエネルギーを使うので、疲れやすくなります。
以下、症状の例です。

・頻脈、動悸
・疲れやすい、だるい
・汗を大量にかく
・食べても食べても体重が減少する
・精神的に不安定、イライラする
・無気力
・手指がふるえる


バセドウ病の方(自分もそうですが)は、
身体的にしんどいだけでなく、精神的にもしんどいことが多いです。
イライラしたり無気力になったり。

だから、周囲の方々の理解が必要です。

私は、上記のような症状を周囲に伝えました。
「イライラするのは病気のせい!」と言うのは、なんだかずるい気がしますが、
我慢や周囲の理解のなさ等のストレスは症状悪化の原因になりかねないですし、
周囲の人たちにとってもイライラの原因がわからないのはストレスだと思うので、
お互いのためにも情報をシェアした方がいいと思いました。

理解が得られればお互いにとってよいですし、
私の場合は、イライラが落ち着いて少し冷静になった時に
なんとなく謝りやすいというメリットもありました(笑)

どんな病気にも言えることかもしれませんが、
1人で苦しまず、誰かに理解してもらえると有り難いですね。

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バセドウ病との長い付き合い [甲状腺機能亢進症(バセドウ病)]

最近めっきり暑くなってきました。
自分、かなり暑がりです。
正直、暑いのしんどいです。

というのも、
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)を患っているのですが、
夏は悪化しやすいんです。

バセドウ病と言えば、けっこう前になりますが、
歌手の絢香さんが治療のため休養されてましたね。

最近では、サッカー日本代表の本田圭佑選手が
バセドウ病なのではという憶測が飛び交っています。

私は高校2年の夏に発症しました(16歳)。
それ以来、薬で治療を続けています(現在30歳♂)。
なので、もう14年もの付き合いになります。
長い付き合いです。

正確に言うと、
状態がよくなっては薬をやめ(もちろん医師の指示で)、
やめてしばらくすると再発。
というのを繰り返してきました。

バセドウ病とは自己免疫疾患の類で、
甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気です。

甲状腺ホルモンの役割は、
簡単に言うと「新陳代謝を活発にする」というものです。

それが過剰に作られるので、代謝が亢進し、
頻脈・動悸、息切れ、微熱が続く、だるい、手が震える、
などの症状が出ます。

そして、
何故かイライラしたり、無気力になったりもします。

医師からは「ずっと走っているようなもの」という
説明を受けたことがあります。

だから、疲れます。
普通にしているだけで疲れるんですよね。

バセドウ病患者にとって、なかなか厳しい季節です。

無理せず、休み休みやっていきましょう。
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